慰問コンサートin宮城♪

多賀城市仮設住宅前でミニコンサートを
開催いたしました☆


コンサートの前に、まずは豚汁や芋煮、焼きそばなどを
被災者の方々と交流しながら一緒に作りました☆
東北の皆様は本当に温かく私たちを迎えて下さり、
大変な苦難に立ち向かっているにも関わらず、
とても元気で前向きな方ばかりでした。



同時にバザーも開催致しました。
最も貴重な品だと感じたのは「毛布」です。
意外と毛布の数が少なく、なかなか皆に行き渡って
いないようです。
また、3Lなど大きなサイズの服も数少なく、
足りていな様に感じました。
ジーパン」はかなりの量がありましたが、
年配の方は特にゴムのパンツを好まれており、
これも不足しているように思いました。




コンサートでは、シャンソンから童謡まで
皆と一緒に歌ったり、涙しながら聴いて下さったり、
大きな声援を下さったりと、とても盛り上がりました♪
コンサート後、私の方に来て手を握って、
津波が来た時、多くの方が助けて〜と言って
流されたのを見たんだよ。でも助けてあげる事が
出来なかった。辛かったよ。
生き残った私達も、あの寒い時に、体温で自分の服を
乾かし、次から次へと皆風邪をひいたんだよ。
主人と二人居るのに毛布は1枚しか貰えなかった。」と
震災当時の話をいっぱい聞かせてくれました。



家に閉じこもっていては体に悪いと、元気に
外でバザーの服をたたんでいらした90歳のおばあちゃん。
私がダンボールを運ぼうとしたら、駆け寄ってきてくれて
「そんな重いもの持ったら腰を痛めるよ」と手伝おうと
して下さる心の優しいおばあちゃん。



お気に入りのカードやシールを私に見せてくれて、
「一番大好きなシールやカードをあげるよ!」と
名札に貼ってくれた可愛い子供達☆



東北のみんな本当に本当にありがとう(涙)
元気になってもらいたい一心で行った東北訪問。
しかし私が皆からパワーをそして優しさをいただきました。




訪問最終日には、被害の大きかった南三陸町
訪れました。
津波の爪あとが色濃く残っており、あまりの酷さに
言葉を失いました。

こちらの病院では、78名が津波に流されたそうです。





ガレキの山・・・・



屋根まで津波が来た事がわかります・・・


建物の基礎だけ残されていました・・・




あまりの惨状に、これが現実なのか夢なのか
一瞬分からなくなりました。
その後、悲しみで胸がいっぱいに・・・




今回の訪問は、私にとって一生忘れられない
大切な思い出となりました。
東北の一日も早い復興を願ってやみません。